プロフィール
プロフィール
昨年(2007年)MOBIPRO社との打ち合わせのためスペインに行った折、たまたま一日時間が空いたので、トレド観光に行ってきた時の写真です。
MOBIPRO社は、Madridのビジネス街にオフィスがあり、ビルからは「REAL MADRID」のサッカー場を見渡すことができました。
Madridでは、人々が生活を楽しんでいるようでした。 特に、訪れた時はサマータイムの時期で、仕事が終わってもまだまだ日が高く、これから十分楽しむぞといった風情でした。
また、昼休みが楽しくて、ゆっくり(大体いつも、2時間程度)休みを取り、お酒を飲みながら楽しく食事をし歓談する様は、日本では考えられない光景です。
とにかく、スペインには人生をエンジョイする人たちがいて、食事とお酒がうまい!、極上の地です。
私の携帯電話が、カメラと化したので、少し写真を撮ってきました。 そのいくつかを掲載します。
REAL MADRID STADIUM 王宮 スペイン広場
【経 歴】
1950年 奈良県生まれ
1977年 名古屋大学大学院工学研究科卒業、日立製作所にSEとして入社
1988年 グループウェアの先駆けとなるネットワーク型スケジュール管理システムを開発
1997年 経営品質協議会認定セルフアセッサー(認定番号 : JQAC00272)
2002年6月 日立製作所退職
2004年8月 タイム&ライフマネジメントに関する研究をライフワークとしてWholistic Life Design Labを立ち上げ代表取締役に就任
現在に至る
【私とTaskTimerとの出会い】
私は、1986年頃にTime/system手帳に出会って以来このタイムマネジメントの世界に入りました。
そして縁あって、1988年に日立製作所でネットワーク型のスケジュール管理ソフトをプロデュースすることになりました。
多分、日本で初めてのものであったと思っていますが、これが現在の「GroupMaxスケジューラー」の原型となったものです。
Time/system手帳で有名なTime/system社が、TaskTimerを作り始めたのは、1990年です。
わたしは、当時からこの情報をウォッチしており、Version2.0を手に入れては、Windows3.1のPCに組み込んでその機能を調査していました。
当時のTaskTimerの機能は、プロジェクト管理の機能もない、Time/systemをデジタル化したようなものでした。
しかし、やはりTime/systemの方法論をベースにしているだけあって、当時の他のスケジュール管理ソフトとは一味もふた味も違うものであったことを記憶しています。
それ以来、私は経営品質向上活動などに取り組みましたが、そういった取り組みの中でタイムマネジメントの考え方を世に広める必要があるというますますの確信を持つようになりました。
そんな折も折、2001年の暮れにTime/system社がTaskTimerをMOBIPRO社に譲渡するという情報が入ってきました。
幸い、Time/systemを販売する日本の会社は、販売契約を継続しないとの情報も入ってきていたので、私が直接MOBIPRO社の総販売代理店になることに決めました。
このようにして、2004年8月に「ホリスティック・ライフ・デザイン・ラボ」が生まれたわけですが、会社の設立と前後して私は、TaskTimerを日本語化することに専念することになります。
これに約2年余りを費やすことになりましたが、とにかく日本語版という私にとっての一大事業が完成し、2006年に発売にこぎつけることができるようになりました。
TaskTimerは、日本では知名度が低いですが、北欧デンマーク流のタイムマネジメントメソドロジーを持った製品で、ヨーロッパではドイツではシェアナンバーワンの商品です。
ヨーロッパを中心に20年もの伝統を持ち160万ライセンスの実績があるソフトウェアです。
Time/systemの方法論として有名な「Aタイム」は、いまやタイムマネジメントを志す人たちの間ではデファクトとなっていますが、TaskTimerはこの考え(Effective Time Management)を実現した唯一の商品です。
いま日本では、ワークライフバランスやホワイトカラーエグゼンプションといったことが話題になっていますが、まだまだホワイトカラーとして「効果的に、効率よく仕事の成果を挙げる」ことについての考え方が浸透していません。
よく、これらの考えは欧米流の「個人主義」をベースにしているので、日本にはなじまないと言う議論を見かけますが、どうも言い訳にしか聞こえないような気がします。
私がスペインで見た「人生を楽しむ働き方」を早く日本人にも体現してもらいたいと考えるこの頃です。