5S
5S
5S とは、整理・整頓・清潔・清掃・躾け(習慣化)です。
整理・整頓というと、「生産現場のことで、ホワイトカラーのオフィスでは関係ない」 と考えられている人が多いと考えます。
だから、こう言った会社ではスローガンとして 「5S」 を掲げてもなかなか浸透しないし、浸透させる側も力が入っていません。
しかし、アメリカの「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙は、ビジネスパーソンがオフィスで捜し物をする時間が、年間で6週間に及ぶ と報じています。}
にわかには信じられませんが、我々の仕事時間の1割以上が捜し物のために消えてしまっていることになります。
1日8時間とすると、50分程度です。 これは大変な量です。
毎日1時間弱の時間を無駄にしていることによって生じる損失は以下のとおりです。
(1) 貴重な仕事時間(約10%)の損失
(2) 捜し物のためストレスがたまり、仕事への集中力がなくなる。
(3) 一番大きな損失は、この時間を有効に使えなかったことによる機会の損失です。
こういった損失は、一般には目に見えないものなので、毎年膨大な損失(少なく見積もっても、社員一人当たり毎年年収の20%程度にはなるでしょう)を被っていても気にならないのかもしれません。 しかし大変な損失です。
これを見ると、皆さんも5Sを実施すると言うことが非常に重要なことだと思えると思います。
ぜひ皆さんも、真剣に取り組んでもらいたいと思います。
TaskTimerでは、机の周りの資料を整理・整頓するために簡単な効果のあるファイリングシステムを提案しています。