TaskTimer 2004 SQL/「仕事の可視化」は企業の競争力を強化します

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「仕事の見える化」は企業や組織の競争力を強化します bookmark

 「仕事が見える仕組み」を構築することは、とりもなおさず企業や組織の競争力を高めることです。

仕事の状況の見える化 bookmark

 仕事の状況が見えるとは、日々の仕事で起きるさまざまな問題をタイムリーに把握することができるということです。 日々発生する問題をタイムリーに検知し解決する能力こそが企業の競争力になります。

 よく、「経営の見える化」を目指して、バランススコアカード(BSC)などの手法を導入して、見える化の取り組みをしようというところがありますが、正直言ってそれだけの活動で効果を上げている会社はほとんどありません。
 経営全体をマクロに捉えて経営管理を行うためには、まず個々の現場でのミクロレベルでの見える化が定着していなければなりません。
 すなわち、現場レベルでの「見える化」が機能していないのに、経営全体の「見える化」が実現されるはずがありません。 

-「見える化」 遠藤 功 著 より、引用-

仕事の見える化の問題点 bookmark

 従来から、「仕事のプロセスの見える化」を実現するために、企業や組織ではナレッジマネジメントやグループウェアなどを導入してさまざまな手が打たれてきました。 
 しかし相変わらず現場では、「仕事がどれくらい進捗しているのかがわからない」とか「進捗会議では毎回問題がないという報告が続いているが中身がどうなっているのか全くつかめない」など、正しい進捗の把握ができていないことが常態化しています。 そもそも担当者がどんな仕事を持っていて、それらがどのように行われているのかが見えるようになっていなければ、正しい手を打つことは不可能なのです。

仕事の情報の管理
 あなたの会社では、仕事の情報をどのように管理していますか?
 典型的な仕事の情報の管理は以下のようなものです。

 ● (中・長期、年間等)目標の管理 : 紙または、デジタル文書
 ● プロジェクトの管理
  ① 受注プロジェクトの管理 : プロジェクト管理ソフト(プロジェクト管理専用ソフト)
  ② 社内プロジェクトの管理 : 表計算ソフトなど
 ● 社内の予定管理 : グループウェアのスケジュール管理ソフト
 もちろんこういう状況ですから、これらの仕事の間の関連性については、まったくないと言ってよいでしょう。

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 これでは、マネジャーは多くのプロジェクトが走る中で自分の部下やチームメンバーの仕事の状況を把握できるでしょうか?
 はたまた、担当者がどの仕事が重要であるか理解して仕事ができるでしょうか?

 「仕事の状況が見える仕組み」を作るためには、すべての仕事を統合的に管理する必要があることが大前提です。 しかし現実はそう簡単ではありませんでした。
 その理由は、これらの仕事を統合的に支援できるITシステムが今までなかったからです。

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 下の表は、仕事を管理するシステムの機能を比較した表です。
 コラボレーションソフトはグループウェアとも呼ばれますが、会議や出張などのコラボレーションの仕事を中心とした管理しかできません。
 また、プロジェクト管理ソフトは、プロジェクトの仕事の管理は非常に厳密に管理できますが、会議や出張などといったコラボレーションの仕事は管理できませんし、プロジェクト以外の仕事も管理できません。
 また、こういった仕事と目標とのリンクを管理するような「目標の管理」システムは一般的にはありませんでした。
 このため、どうしても仕事をばらばらに管理せざるを得なかったというのが現状だと考えられます。

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仕事が見えるメリット bookmark

 仕事の問題と状況を掴むことができれば、(プロジェクト)マネジャーは担当者と「ワンツーワン」で対策を考えることができます。
 わざわざ進捗会議を開いて進捗の遅れている担当者に説明させるまでもないし、「ワンツーワン」で話をすると、進捗会議では期待できない担当者の本音も聞けるわけですから、遅延状況をいち早く把握して、手遅れになる前に事前予防的に手を打つことができるようになります。

 これから説明しますTaskTimer+ProjectControllerでは、これらすべての仕事を有機的に管理できるようになります。 その結果として、部下やプロジェクトメンバーが自分の持っているすべての仕事を統合的に管理できるようになるため、初めて「仕事の見える化」を実現できるようになるのです。
 TaskTimer+ProjectControllerは仕事の情報を組織として統合的に管理できる唯一のツールなのです。

 

仕事の見える化ツール : TaskTimer+ProjectController bookmark

 それでは、TaskTimer+ProjectControllerの「仕事の見える化」支援機能を紹介します。

 TaskTimer+ProjectControllerは、飛行機のコックピットのように、必要な情報をタイムリーに見せてくれます。
 以下に、TaskTimer+ProjectControllerが持っている、各フェーズでの主な見える化支援機能を紹介します。
 
目標の見える化
 最初に行うべき事は、企業・組織・プロジェクト・個人の目標を明確にすることです。
 目標を明確にすることでメンバーがベクトルをあわせることができるようになります。

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仕事の進捗状況の見える化
 現場での業務が計画通りに行われているかどうかを確認できるには、進捗がリアルタイムに見えることが肝心です。
 定例的な進捗会議などではじめてわかるのではなく、設定した基準からの逸脱があれば直ちに見えることが大切です。

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仕事の問題の状況の見える化
 仕事に問題が発生した場合は、担当者の仕事の状況についての透明性があることが必要です。
 問題が見えれば手を打つことができます。

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必要な情報のコックピット化
 TaskTimer+ProjectControllerは、必要な情報を飛行機のコックピットのように状況を鳥瞰できる機能を持っています。 これは、PCのデスクトップに必要な画面をデザインして、これに名前を付けて保存するだけで、必要なときに必要な情報を瞬時に手に入れることができます。

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 これらの情報は、担当者が日常の自分のスケジュールを更新していくだけで実現できるようになっているため、簡単に「仕事の見える化」を実現することができます。
  
 

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