3. ゴールから活動まで(From Goal to Action)
3. ゴールから活動まで(From Goal to Action)
なぜ設定したゴールへの到達が失敗するのでしょうか?
設定したゴールが非現実的で、高望みをしているか、あまりにも漠然としているか、あるいは達成不可能なものであるかもしれません。
しかしながら、もっとしばしば設定したゴールへの到達が失敗するのは、「実行」がうまく行かなかったためです。
「実行」をコントロールするためにすべてのマネジャーやチームメンバーは、たとえそれがただ日記やカレンダーに過ぎないとしても、数種類のツールを使っているでしょう。
また、多くの人や組織がPCあるいはネットワークベースのスケジューリングシステムを使っているでしょう。
けれどもこれらのツールはただ部分的に悩みや困りごとを解決するものに過ぎません。
たいていのマネジャーは、ミーティングを予定して、そしてコンタクト情報にアクセスするだけでなく、
◆ 計画した戦略・ゴール・プロジェクトの進捗の鳥瞰を明示して、
◆ チームメンバーに適切にタスクを割り当て、
◆ 彼らの日々の進捗状況を把握することができ、
◆ そして重大な問題をタイムリーに把握することができる、
◆ しかもこれらのすべてを簡単かつ自動的に実行できる、
理想的なツールがあれば導入することに躊躇しないでしょう。
TaskTimer + ProjectController はひとつのアプリケーションの中で、マネジャーが長期のゴールを設定し、そしてこれらのゴールを達成するためにより短い期間のプロジェクトの計画を立てて管理することが可能です。
TaskTimer + ProjectController は、ゴール、プロジェクト、タスクの間に双方向の重要な関連を設定することができます - トップダウンで、そしてボトムアップで。
トップダウン : ゴールはプロジェクトに分解され、プロジェクトはタスクに分解されます。
ボトムアップ : 新しいタスクは、プロジェクトにリンクされ、プロジェクトはゴールに貢献します。
3.1 実行(言うは易く、行うは難し!)
どんなプロジェクトでも最も重要な段階は「実行フェーズ」です。如何にうまくゴールを設定し、プロジェクトを計画しても、チームがこれを遂行できなければその努力の多くが無駄になります。
その結果、プロジェクトを延期することになるか、最悪の場合にはプロジェクトを中止することにさえなります。
プロジェクト計画とは、AからBまで - 我々が今日いるところ(A)からが明日ありたいところ(B)まで道路地図を作ることです。
さらに、計画とは、関係しているすべての人たちのタスクを調整して、そしてスムーズで効率的なコミュニケーションを保証するシステムを構築することです。
さらに、計画とは、必要なリソースが利用可能である、つまり彼らがそのタスクを完了するための十分な時間を持っている、ことを保証することです。
「計画」とは、誰もが必要な概要(俯瞰図、鳥瞰図ともいいます)を持っている、と確信できるようになることです
社長は、そのすべてのプロジェクトとマネジャーと共に、全社を見る必要があります。
プロジェクトマネジャーは、そのすべての人々とタスクと共に、プロジェクト全体を見る必要があります。
それぞれの人は、何を目指しているか、そしてどのようにしたらそのゴールに着くことができるのかを見る必要があります。
3.2 5つの重要遂行要因
我々は、ゴールに焦点を当てた行動を通じてその計画をスムーズに実行するために不可欠な、5つの重要遂行要因を特定しました。
これらの遂行要因のすべては、計画のスムーズで効率的な実行を確実にするために、チームのすべてのエネルギーとモチベーションがゴールに焦点を合わせられている状態を保つことについてのキーとなります。
実行は成功へのキーであり、実行のキーはすべてのチームメンバーのすべてのレベルでそのニーズを満たすツールを持つことです。
この報告書は、プロジェクトの「実行フェーズ」から生じるさまざまな課題と機会について論じています。それはまた、この5つの重要遂行要因がプロジェクトの「実行フェーズ」において果たす役割と、TaskTimer + ProjectController がこれらの重要遂行要因を支援する方法を通して、以下に記述することに対してあなたを助けることができるかを示します。
◆ 5つの重要遂行要因を効果的に管理する
◆ プロジェクトの成功の機会を劇的に増加させる
◆ 非常に大きい生産性の向上を実感できる
TaskTimer + ProjectController を使うことでプロジェクトは、頭痛の大部分を取り除いて、そしてあなたが本当に望む仕事のためのマネジメントタイムを増加させて、自己管理できるようになります。