一日計画と調整
成果を出すための「TaskTimerによるタイムマネジメント」の実践方法
9.2.3 一日計画と調整
その日の仕事が終わった後に5~10分程度を使って、その日の振り返り(調整)と次の日の実行計画を設定します。
これは、一日の終わりにチェック・タイムを設けることと、翌日の予定を立てると言うことを行ないます。
これを行なうことで、明日の仕事を始めるときまで、仕事のことなど忘れて自分のクリエイティブな時間を享受できると言うものです。
翌日の予定を立てるときには、以下のようなこと(タイムマネジメントの定石)を忘れないようにしてください。
① 原則として午前中を集中時間(プライムタイム)に予定する。
② 計画できない仕事「A」タスクの発生を計画に組み込めるように、予定は実働時間の60%程度にとどめる。
③ 前倒しの原則を厳守し、「A」タスクを当日の予定に組み込まない。
TaskTimer+ProjectControllerでは下記のように行います。
① その日に行った仕事は、逐次手帳で管理する。
② その日の仕事が終わると、その日行った仕事の実績データを手帳からTaskTimerのデイリー画面に転記する。 もちろん発生した仕事や進捗した仕事の情報も更新する。
③ 新しく更新した仕事のデータを元にデイリー画面で次の日の仕事の計画を設定する。
④ 設定した次の日の計画を手帳に転記する。
こういった方法で自分の仕事の計画を立てることで、効果的に目標を達成するための環境を整えることができるようになります。
予定は実働時間の60%程度にとどめることが重要です。 なぜなら、当日は予期しない仕事が入ってくることが当たり前だからです。
予定をぎゅうぎゅうに詰め込んでしまっている人は、予期しない仕事が入ってくると、もうお手上げになるか残業しなくてはならなくなります。