マネジャーのタイムマネジメント(自己管理)を支援するTaskTimerの4大支援機能
マネジャーのタイムマネジメント(自己管理)を支援するTaskTimerの4大支援機能
1. 企業や組織が成果を出すために必要なスキル
企業や組織が成果を出すために必要とするスキルは、以下のように分類されます。
(1) 業務力 : 個人が成果をあげるために必要なスキルです。
(2) コミュニケーション力 : 企業や組織で行う仕事と言うのは、一般的には一人で行えるようなものはありません。 このため、他人との調整作業(仕事の委任や、フォローアップなど)や会議などのコミュニケーションが必要になります。 こういったことをスムーズに行うのがこのスキルです。
(3) 段取り力 : 一般に企業や組織では、このスキルは個人に属するものとして位置づけています。
「段取り八分」とは昔からよく言われていますが、段取りがうまくいけば仕事の8割が終わったようなものだと言うことです。
わたしたちは、この「段取り力」こそが、仕事をする上で最も基本になるスキルであると考えています。
端的に言えば、このスキルは、1.や2.のスキルを使って仕事をするためにその仕事に時間を割り付けることだからです。 私たちはこれをタイムマネジメントスキルと呼んでいます。
企業や組織は成果を出すために1.や2.のスキルを向上させることに、さまざまな施策を打っています。 しかし、「段取り力」の向上については、全く手付かずと言ってよいでしょう。
いくら1.や2.のスキルに長けていても、それらを使って行う重要な仕事に時間を割くことができなければ成果に結びつきません。
多くの企業がこの悪循環に陥っているにもかかわらず、気がついていません。
あなた(ここでは、主に部下を持つマネジャー・経営者クラスの方を言います : 以下マネジャーと表現します)の企業や組織が、この「段取り力=タイムマネジメント力」を重要なスキルとして位置づけ共有することで、アジルな成果を生む体質に変化することができるようになります。
それでは、このマネジャー個人が身につけるべきタイムマネジメントスキルとはどういうことを言うのでしょうか?
2. あなたの仕事の仕方が変わります。
企業の成果の向上は、マネジャーが自分の「段取り = タイムマネジメント(自己管理)」の方法を改革することから始まります。
マネジャーが自己管理を実現するために身につけるべき必要なスキルは、次の4つと言われています。
(1) 仕事の委任
(2) 効果的な会議の設定と運用
(3) 計画的な時間の使い方
(4) 机の回りの整理・整頓
2.1 なぜ4つの機能か?
マネジャーの仕事時間の内訳を見てみましょう。
ある調査によると、マネジャーの現状の仕事時間は次のようになっているそうです。
1. マネジャーは、自分の仕事時間の20%を委任すべき仕事(Cタスク)に使っている。
2. マネジャーは、自分の仕事時間の10%を捜し物のために使っている。
3. マネジャーは、自分の仕事時間の40%を会議に使っている。
4. マネジャーは、自分の仕事時間の30%しか、自分ひとりの仕事のために使えていない。
このため、以下のようなさまざまな弊害が生じています。
部下に委任すべき仕事をマネジャーがやってしまうことで、
(1) 部下が育たない
(2) 自分の仕事の負担を軽減し、重要な仕事に専念できる時間を作り出すことができない。
捜し物に時間を費やすことで、
(1) 貴重な仕事時間の損失
(2) 捜し物のためストレスがたまり、仕事への集中力がなくなる。
(3) 一番大きな損失は、この時間を有効に使えなかったことによる機会の損失です。
無駄な会議を開催することで、
(1) 自分の時間ばかりでなく、部下などの他人の貴重な時間を浪費してしまう。
自分の時間を有効に使えないことで、
(1) 目の前にある仕事を優先し、マネジャー本来の優先度の高い仕事に専念できないので、忙しい割には成果に結びつかない。
上に書いたこういった損失は、一般には目に見えないものなので、毎年膨大な損失を被っていても気にならないのかもしれません。 しかし大変な損失です。
私たちは、この「現状の姿」を下の絵のような「あるべき姿」にするためには、次の4つのスキルが必要であると考えています。
1. 適切に仕事を委任するスキル
2. 会議の効率化、無駄な会議を削減するスキル
3. 時間を有効に活用する時間活用スキル
4. 整理・整頓をするスキル
特に、マネジャーの方々が上に書いたような自覚症状があるようなら、この4つのスキルを補完する事を考えてください。
あなたの自覚症状を確認するために、チェックリスト を作成してみました。 ご活用ください。
TaskTimerには、仕事の進め方を、従来の「いかに仕事をたくさんこなすか」と言う効率中心の管理から、仕事の優先順位に基づいた効果中心の管理に変革するために必要な機能が搭載されています。
TaskTimerは上記の4つの支援機能を中心に構成されており、マネジャー自身がこれらの機能を十分に使いこなすことで、仕事の進め方を根本から変えることができるようになっています。
マネジャーがこの効果中心の時間管理(自己管理)のスキルを身につけることで、マネジャー個人の仕事の生産性を向上させるだけでなく、組織や会社の生産性を向上することができるようになります。
上記4つの支援機能についてTaskTimerの持つ機能を中心に説明します。
詳細については、下記の項目をクリックしてください。
(1) 仕事の委任
(2) 効果的な会議の設定と運用
(3) 計画的な時間の使い方
(4) 机の回りの整理・整頓